両親または父親、母親の視力が悪いため、「遺伝で子供も視力が悪い」とご相談にいらっしゃる方も少なくありません。しかし、遺伝が原因となっている視力低下は、全体の約5%であるという報告があります。親子や兄弟、姉妹など、近しい関係性の中で、目の使い方が似ていることが視力低下を招いているというケースが少なくないのです。また、現在のお子さまは、スマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などに接する機会が増え、近くを長く見続ける環境が必然的に多くなりました。文部科学省がICT教育を推奨していることから、パソコンだけではなくタブレット末端による授業が当たり前の時代になっています。情報社会での正しい知識や判断力、適切な行動などが必要不可欠であると同様に、私たちは目の大切さ、良い目の使い方を少しでも多くの方に知ってもらいたいと思っています。
目のことを何も知らず無意識に生活してしまうと、残念ながら今の社会では視力が低下しやすい状況となっています。しかし、少しでも目のことを知っていただき、視力低下を防ぐことで、皆さまにより良い生活を送っていただきたい。そして、視力低下でお悩みの方も、視力は回復する可能性が大いにあることを知っていただきたい。私たちめがね物語では、皆さまの目や視力に関するお悩みを全力でサポートしています。
執筆者:「視力屋」めがね物語 梅嵜 剛
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